若者よ、大志とともに日傘も抱け!

去年の夏から日傘を使い始めている。

軽くて風に強く、UVカット機能の高い、ちょっと良い日傘である。

昨日、当地(練馬エリア)では最高気温37.8℃を記録した。

日かげに設置された百葉箱の中でこの観測結果なのだから、アスファルトの上は地獄の業火に焼かれるほどの暑さ(熱さ)である。

今朝も炎天下のもと、片道約25分の道のりを徒歩で通勤した。

サングラスをかけ、白クマさん印の冷え冷えタオルを首に巻き、左手にはウチワ、右手には日傘という完全装備での出陣である。

 

だが、ずっと気になっていることがある。

若者たち・・・、とくに若い男性で日傘を使っている人をほとんど見かけない。

彼らは雨が降れば傘をさす、だが天から強烈な日差しが降り注いでも傘をさそうとしない・・・一貫性を欠いている。

この季節、雨に濡れても風邪を引くことはまずない。

だが、強烈な日差しを浴び続けると、命にもかかわる熱中症の危険が高まる。

きっと若者たちは、日傘を持ち歩いてさすのが面倒くさいのと、おそらく人目を気にしているのだろう。

だが、珍しく若者が日傘を差しているのを見ると、きちんと自己管理ができている立派な方だなぁと好意的に思う。

何てお前は軟弱なやつだ、罰として鉄のローラーを引っぱり校庭を20週せよ!などと命じたりはしない。

決して悪いことは言わないし、首に白クマさん印の冷え冷えタオルまで巻けとまで言わない。

急速に熱帯化が進行していると思われる昨今、ぜひ日傘デビューを果たして欲しい。

酷暑の中で日陰に入ると、誰もがホッとする。

あのホットする日陰が、炎天下の中を歩き始めてもず~っと一緒に付いてくる感覚・・・、それが日傘である!