新ビジネスの極意はみんなの幸せ(?)
昨日と今日の2日間、事務所近くの総持寺と田無神社であるイベントが行われている。
朝から子どもたちと同行する親たちとで賑わっている。
そのイベントは「だがしの日『子ども縁日』である。
雪が残らず、雨も降らず、絶好のイベント日和となった。
こんなイベントはとても素敵だ、なぜならみんなが例外なく幸せになるから。
【子ども】
何よりも楽しい。思い出として心に刻まれる。自分だけでのお買物は社会勉強。難しく言うと「売買契約」の体験である(笑)
【お寺と神社】
地元民との絆が強まる。子どもの幸せは地域全体の幸せ。併せて同行した親がお賽銭を落とす。お札も売れる?檀家や氏子の獲得にもつながるかも?
お寺や神社との結びつきが強い田舎とは違い、都会のお寺や神社は収益を獲得するのもさぞ大変だろう。
【その他】
幸せな子どもの姿を見るとみんな幸せになれる。お手伝いすることで顔見知りが増える。互いの結束力も増す。ひいては各人のビジネスにもつながるかも?
誰かが損して誰かが得をし、その差引きがゼロになるというのがゼロサム・ゲーム。
だがこのイベントは誰一人として損をせず、参加者みんなが例外なく幸せになれる。
心が汚れたオジサンのあざとい見方だが、新しいビジネスを立ち上げる際のヒントにもなる。
サービスや商品を売りたい企業が、自分の売りたい商品やサービスをいくら提供しても売れない。
客の側が買いたい商品やサービスをひたすら考え、それを提供すると良い商品やサービスに発展してゆく可能性が高そう。
(腰痛持ちになって使い始めた懐かしのハクキンカイロは、素晴しい商品の力で会社を100年も維持し続けている!)
昨年秋からのクソ忙しい状態が続いていなければ、私もお手伝いをしたかった・・・。
来年も再来年も更にその先も、定期的なイベントにしてずっとずっと開催を続けて欲しい。
そういえばいまから55年くらい前。
場所は、故郷である愛媛県松山市北斎院町の味生小学校のご近所(たしか麻生医院の少し先のあたり)。
小学校の授業が終わると玄関にランドセルをぶん投げ、手のひらに5円玉や10円玉を握りしめ、友だちと待ち合わせして駄菓子屋さんへ通っていた。
終わったらみんなで空き地へ流れ、買った駄菓子を食べながら、草野球を始める毎日だった。
薄暗く狭い店内だったが、棚にも壁にもまばゆいばかりのアイテムがズラリと並んでいた。
千葉県浦安市にある「夢の国」などとうてい足元にも及ばない、地上の楽園場所だった。
銀玉鉄砲、円盤鉄砲、紙の火薬を挟んで投げ上げるロケット型のおもちゃ、舐めると文字が浮かび上がるくじ引き、みんなこの店で買った。
スヤマ(須山?)という店の名前、いまでもしっかりと覚えている。
あらあら、交通量の多い国道脇の植え込みに、今年も土筆が顔を出した。
そばを歩く子どもたちは全く気づいていない様子。
たぶんキミたちは教科書でしか見ることができないと思っているはずの土筆たち。
生育する環境と顔を出す季節さえ知っておけば、ご近所でも簡単に見ることができるのさ。
変質者に間違われないよう注意しながら、通学中の子どもたちにも教えてあげたい。