スマホの機種変更とTeamsの二段階認証アプリの移行

【重い腰を上げる】
スマホが古くなったので、かねがね機種変更したいと思い続けていた。
だが、最近の訴訟期日の多くは、Microsoft社のTeamsを使ったweb会議によって行われている。
うかつに機種変更すると、Teamsにログインできなくなりはしないか?
まず機種変更の影響をネットで調べてみたら、「えらく面倒くさかった」とか「かなり苦労した」との声で満ち溢れていた。
また生成AIに尋ねてみたら、「新旧スマホでアプリを移行しても、Teamsの二段階認証アプリ(Authnticator)の設定は移行されない」との冷たいお答え。
面倒くさいのはイヤだし、web会議期日に穴を空けたくなかったので、ずるずると機種交換を先延ばしにしてきた。
だが旧スマホは5年前に1万8000円で買ったもの・・・、とても反応が遅い・・・、スマホの値段も上がるらしい・・・、3週間くらいweb会議期日の予定がない・・・チャンスか!?
こんな経緯で、スマホの買い換えを行い、いかに面倒くさくても再びTeamsを使えるようにすることに決めた。 (← 清水の舞台からバンジージャンプする心境)
【結論】
担当書記官から再設定の案内メールをいただいて、約10分足らずで全ての再設定が完了した。
裁判所は弁護士に対してTeamsを使えと指示している以上、「わかりやすい機種変更マニュアル」を作成して配布すべきだと思う。
独力で何とかしようとすると何ともならず大変になる。担当書記官に二段階認証の再設定をリクエストする!・・・これが一番大切なことである。
【具体的な手順】
① 新スマホに、二段階認証アプリをインストールした(旧スマホと同じ操作をしたが、Teamsにログインすることはできなかった)。
② メアドを存じている担当書記官に、「スマホの機種変更をした。二段階認証ができなくなった」とSOSを発信した(注:Teamsを使ってSOSは発信できない)。
③ 担当書記官から、「最高裁に二段階認証のリセットを申請する。完了したら再設定メールを送る」と回答があった(それから約1時間後に再設定メールをいただいた)。
④ 上記③のメールの本文は極めてシンプル。「Teamsで返信」というボタンが1つあるだけ。このメールをPCで開いてボタンを押してみたところ、再設定が始まった。
⑤ まずPC上のTeamsが立上がり、登録済みのメアドか電話番号を入れろと指示する窓が開いた(たしかこの操作を二度繰り、大丈夫やろかと少し不安になった)。
⑥ 見慣れぬ画面が開いた(嬉しかった)。「スマホに二段階認証アプリをインストールせよ。完了したあと『次へ』を押せ」との指示があった。
⑦ すでに新スマホに二段階認証アプリをインストールしてあった。だから躊躇することなくPC上に開いた窓の「次へ」をクリックした。
⑧ すると二段階認証アプリに2ケタの数字が3組飛んできた。正しい数字の組を選んで返信した(旧スマホで繰り返してきた操作だ)。
⑨ また見慣れぬ画面が開いた。今度はPC上にQRコードが表示された(宝の地図だ!)。「QRコードを、新しいスマホの二段階認証アプリで読み取れ」と指示された。
⑩ 新スマホの二段階認証アプリを開き、Teamの中の「最高裁判所」を押してみた。するとカメラモードに変わりQRコードを読める状態になった。
⑪ PC上に表示されたQRコードを、新スマホの二段階認証アプリで読み取った。OKボタンを押した。ドキドキしながら待った(数秒間だったが、永遠のように感じられた)。
⑫ そのあと「接続したままにしておくか」といったどうでも良い質問が2つくらいあった。それぞれOKしたところ「完了」と出た。
⑬ 半信半疑のまま接続テストをした。無事に再設定が完了していた。
⑭ Teams上でチームにログインし、担当書記官にお礼と再設定完了の報告を行った。
【最後に】
ア スマホの機種変更をしたら、どの受任事件でも良いので担当書記官に連絡する。それさえ知っていればOK!あとはアプリの指示にしたがってゆくだけ。
イ 二段階認証アプリの「設定」項目に、「クラウドバックアップ」という項目がある。ネットには、「『クラウドバックアップ』をオンにすると、Microsoftアカウントに旧スマホの認証設定が保存される。新スマホでMicrosoftアカウントにログインしさえすれば、二段階認証アプリの認証情報がそのまま移行される」との説明もある。だが何度試してもダメだった。独力でやろうとは思わず、最初から担当書記官にSOSを発信するのが吉!
ウ 機種交換をためらう必要はない。還暦超えのジジイでも、僅か10分足らずで簡単に再設定を完了することができた。
エ 本当はこのブログの情報、裁判所か弁護士会が全弁護士に対してアナウンスすべきものだと思う。