無人の停車中トラックからクラクションが聞えたとき
ネットの記事で見た。
道ばたに停車している無人のトラックからクラクションが鳴り続けているとき。
クラクションの故障ではなく、運転者が荷台の中に閉じ込められている状態で発せられたSOS信号だそうだ。
直ぐに荷台の扉を開き、中の人を助けてあげる必要がある。
このことを初めて知った。
一度も遭遇したことはないが、いざというときのためにしっかり覚えておく。
トラックは、荷台の中からは絶対に扉が開かない構造になっているそうだ。
荷台に積まれた荷物が煮崩れを起こしたとき、扉が開いて外にこぼれ落ちるのを防止するため。
だが、運転者が荷台で作業しているとき、何かのはずみで荷台の扉が閉まってしまったなら・・・。
すると中から扉を開くことができず、運転者は暗くて狭い荷台に閉じ込められてしまう。
そんなときの備えとして荷台の中には非常ブザーが設置されており、それを押すとクラクションが鳴り響く仕掛けになっているとのこと。
無人のトラックからクラクションが鳴り響いているとき。
この知識を持ち合わせていなければ、「うるさいな~」とか「クラクションの故障だな」と思ってそのまま通り過ぎてしまうだろう。
特に夏の暑い時期、荷台に閉じ込められてしまった人は短時間でも熱中症により命を失う危険がある。
あっ、あれかもしれない!!と立ち止まり、冷静に状況を確認したうえ、異常を感じたときは直ぐに外から扉を開いてあげる。
また一つ重要な知識を得た。
写真は、暗渠を見つめて過ぎた夏の思い出に耽るヒガンバナくん。
ヒガンバナくんの後頭部が妙にかわいい(注:どこが後頭部であるのかは見る人の心による)。
令和5年10月5日の朝、今年初めてクヌギの実が落ちているのを見た。
夏が消えたとたんに、実は水面下で進んでいた秋の姿が見えてきた。