「交通事故被害者ノート」(国交省)のご紹介

国交省は、自動車事故の被害者、家族及び遺族らが、事故後早期に必要な支援を受けられるようにするため、関係団体と協力し、「交通事故被害者ノート」を作成・公表した。

内容をじっくり確認してみたが、さすがだと思うほどよく出来ている。

「交通事故被害者ノート」(令和4年11月発行版)は、次のHPからダウンロードすることができる。

ただ、63頁と分量が多く、余りにも多くの情報が盛り込まれ過ぎているため、交通事故の被害を受けて困惑・混乱している被害者らは消化不良を起こしそうである。

実際に交通事故の被害に遭ってしまったときは、交通事故(特に人身事故)に精通した弁護士に相談することを強くお勧めする。

なお、「弁護士の選び方と面接時のポイント」というコラム記事(37頁)は思わず膝を打つ内容であり、大いに参考になる。

ポイントはとおりである(詳しくは37頁参照のこと)。

① 話しやすさ、相談のしやすさ、人柄などを実際に会って雰囲気なども確認する。

② 弁護士事務所の営業時間、メールや電話を含め、何時まで連絡がとれるのかを確認する。

③ 最も問題が起きるケースは「知り合いまたは会社の弁護士に頼んだ」である(弁護士にも得意・不得意がある)。

④ HP上で「交通事故に強い弁護士」は、加害者側が圧倒的に多い。

⑤ 弁護士面談は2人~3人に行って、違いや相性をみてみる。

⑥ 弁護士への接し方については、周りの意見や口コミなどを参考にしてみると良い。

⑦ 刑事裁判でも民事裁判でも、被害者参加に強く、被害者の法律に詳しい弁護士に依頼した方が良い。

⑧ 一番怖いのは、刑事裁判を軽視(無視)する弁護士である。